清水宏明のコラム
家族葬の規模
「家族葬」というのは、90年代に使われるようになった比較的新しい言葉です。 葬儀社によっていろいろな表現をしていますが確定した内容があるわけではありません。ですから「家族葬は○○名で行う」とか「無宗教でないといけない」と規模や形式を決め付けることはできません。
必要以上に大げさな葬儀よりも「大切な人の死を悼み、冥福を祈る」という葬儀の本質を重要視する傾向から、故人と家族が中心となり、故人と家族のお別れを最も大切にしたスタイルとして家族葬への志向が強まってきています。
このため一般の葬儀のように、関係者であれば誰でも自由に参列できるということではなく、あらかじめ限られた家族や親戚、ごく親しい友人でゆっくりと葬儀を行うことが多いようです。そのためには参列をして欲しい方には家族葬で行う旨をお伝えして参列をお願いすることになります。当然、それぞれのご家庭により親戚の方の人数やお付き合いの範囲は異なりますので近親者に限ったとしても一概に何人までと決め付けることはできない訳です。
現在では次のような3つのタイプが多いようです。
1、 遺族のみ(二親等の範囲)
2、 遺族+親族(六親等の範囲)
3、 遺族+親族+親しい友人
また参列していただけない親族や友人、ご近所の方には丁寧に事情を伝える必要があります。勤務先にも参列や香典のご辞退の旨を伝えます。葬儀後には参列をして頂けなかった方に対して近親者で葬儀を行った事をお伝えする通知をお送りしたり、年末の喪中欠礼ハガキにその旨を書き添える場合もあります。
形式は仏式・キリスト教式・神式・無宗教式など、従来の葬儀と同じように喪家の宗旨に合わせて選択することになります。
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